セサミンと「ゴマペプチド」

セサミンとゴマペプチドはどちらもゴマに含まれる成分ですが、特徴や効果に違いがあります。

セサミンはサプリメントで多く販売され、ゴマペプチドはお茶に配合して飲み物としても販売されています。 どちらかを試してみたいと思われている方、ふたつの違いを確認し、自分のニーズに合った方を選んでみましょう。

セサミンとゴマペプチドの違い

セサミンとは?

セサミンはゴマに含まれている成分、ゴマリグナンという化合物群のひとつです。 植物は葉、茎、花、根、種子などのあらゆる部分に含まれている化合物群、リグナンを含んでいます。

リグナンは植物エストロゲン様の作用を持つ抗酸化物質です。 ゴマにはセサミン、セサミノール、セサモリン、セサモリノール、セサモールなどのリグナン類が含まれ、それらを称してゴマリグナンと呼んでいます。

ゴマペプチドとは?

人の体を構成するたんぱく質の種類は非常に多く、10万種類以上あるといわれています。 それらはすべて20種類のアミノ酸から構成されています。 たんぱく質の最小の単位がアミノ酸です。

そのアミノ酸がふたつ以上繋がったものをペプチドと呼びます。 ペプチドはアミノ酸が数個から数十個繋がっていますが、ふたつのアミノ酸が結合したものをジペプチド、3個のアミノ酸が結合したものをトリペプチド、4個ではテトラペプチドと呼びます。

ゴマペプチドはゴマから抽出したたんぱく質から作られたもので、ゴマそのものに含まれている成分ではありません。 食材として使用されます。

セサミンの効果

セサミンは抗酸化作用が強く、体内で発生した活性酸素を除去し、細胞、皮膚、内臓など全身の老化を防ぎます。 セサミンは肝臓まで届き、肝機能を向上し解毒作用を高め、二日酔いの予防と軽減にも効果があります。

肝機能の強化により血行を促進し、冷え性を改善します。 また美肌、育毛効果も期待できます。

セサミンはエストロゲン様の作用があり、ホルモンバランスを整え自律神経を安定させ、更年期障害、生理不順を軽減します。

ゴマペプチドの効果

ペプチドはたんぱく質よりも吸収がよく、緩やかに血圧を下げる効果があります。

その効果は、処方薬とほとんど変わりがないといわれています。 体内にあるアンジオテンシン変換酵素という物質は、血管を収縮させ血圧を上げる働きがあります。

ゴマペプチドはこのアンジオテンシン変換酵素の働きを抑制します。 この酵素の働きが抑制されると、ブラジキニンという血圧を下げる物質が分解されるのを防ぐため、血圧が下がる効果が高まります。

セサミンとゴマペプチドの効果的な使い方

セサミンはゴマから直接摂取することができます。 その場合、ゴマを擦り潰すか、練りゴマを使うと吸収がよくなります。 ゴマ油にもセサミンは含まれているので、積極的に料理に使うようにしましょう。

ゴマやゴマ油に含まれるセサミンは微量なので、効果的にセサミンを摂取するためにはサプリメントでの摂取がおすすめです。 セサミンと相乗効果のある成分を配合したものなど、多くの種類が販売されています。

ゴマペプチドは通常のゴマには含まれていないので、サプリメントかまたはお茶などのドリンクに配合されているものから摂取します。

セサミンもゴマペプチドも継続して摂取すると効果的です。 自分の目的に合った方を摂取してみましょう。