セサミンのアレルギー注意点

昔からゴマは健康によいといわれてきた食材で、広く料理に使われてきました。 近年ではゴマに含まれるセサミンがサプリメントで販売され人気があります。

セサミン摂取の注意点としてゴマのアレルギーがあります。 ゴマアレルギーがあるとセサミンは摂取しない方がよいのでしょうか。

人は病原菌や細菌などの有害な物質が体内に入ると、免疫システムが作動しそれらを攻撃することにより体を病気から守ります。 本来は無害な食べ物に対しても、体が異物と認識し攻撃してしまう状態が食物アレルギーです。

異物であると認識される食物の成分をアレルゲンといい、アレルゲンを排除しようと体が過剰に反応し、蕁麻疹、咳、鼻水、嘔吐、唇や舌の腫れ、目のかゆみなどの症状が起きます。 症状が全身に現われ、呼吸困難、意識喪失など生命に関わる症状をアナフィラキシーと呼びます。

アレルゲンになりやすいゴマ

ゴマは種実類でたんぱく質を含むアレルゲン性のある食品です。 特に練りゴマやすりゴマは吸収されやすく、アレルギー症状が出やすいといわれています。

子供はゴマがアレルゲンとなりやすく、ゴマによるアレルギー症状が出ることが少なくありません。 ゴマのアレルギーはその症状が強く出る場合が多く、年齢が上がっても改善されにくい特徴があります。

このことから、離乳食にゴマを使うのは避けた方がよいでしょう。 どうしても使用したい場合は事前に小児科医に相談することをおすすめします。

ゴマアレルギーがあるとセサミン摂取は要注意

セサミンはゴマに含まれるゴマリグナンという成分のひとつです。 ゴマリグナンはゴマ全体の1%程度、セサミンはさらにそれ以下しか含まれていません。

そのセサミンをゴマから抽出したものがセサミンのサプリメントです。 ゴマアレルギーがある場合、ゴマの成分のひとつであるセサミンのサプリメントの摂取は控えるべきです。

アトピー性皮膚炎とゴマアレルギーの関係

アトピー性皮膚炎を発症するとゴマアレルギーも発症しやすくなると考えられています。 アトピー性皮膚炎がある場合はセサミンを含むゴマの摂取は控えるようにします。

アトピー性皮膚炎は短期間ではなかなか治らない病気ですが、それでも年齢と共に症状が軽減していく事もあります。 その場合、ゴマアレルギーも同時に快復していくことがあるといわれます。

セサミンのサプリメント摂取にあたって

ゴマアレルギーがなくても、セサミンのサプリメントの摂取により、何らかの症状や異常が出た場合は服用を中止し、医療機関を受診しましょう。 外国産のサプリメントの場合、添加物によるアレルギーが起きる可能性もあります。

国産、外国産に限らず、サプリメントを購入する前に、原料、用量や添加物の有無と種類を必ず確認することを忘れないようにしましょう。