セサミンと「アスタキサンチン」の相乗効果

ゴマに含まれるセサミンと、赤い色をした魚介類に含まれるアスタキサンチンはどちらもサプリメントで出回るようになり、目にするチャンスも多いと思います。

このふたつはよく似た特徴と働きがあり、相乗効果が見込まれるため、是非一緒に摂取したい成分です。

セサミンとアスタキサンチンの相乗効果

セサミンとアスタキサンチンは同時に摂取すると、それぞれ単独で摂取するよりも強力な抗酸化作用を得ることができます。 従って老化防止の効果が一層高まります。

セサミンとアスタキサンチンのそれぞれの特徴

セサミンの特徴

セサミンはゴマに含まれている成分です。 植物にはリグナンという化合物群が含まれています。

ゴマに含まれるリグナン類の総称をゴマリグナンと呼びます。 セサミンはそのゴマリグナンの中のひとつの成分です。 ゴマリグナンはゴマに約1%しか含まれていない希少性の高い成分です。

アスタキサンチンの特徴

アスタキサンチンは自然界に広く存在している天然の色素で、βカロチンなどと同じカロテノイドの一種です。 アスタキサンチンは、ヘマトコッカスという海の藻に含まれています。

その藻をプランクトンが食べ、そしてそのプランクトンを食べるエビ、カニ、鮭などがアスタキサンチンの影響を受け赤い色を受け継ぎます。 アスタキサンチンは食物連鎖により、種の異なる生物に受け継がれていきます。

セサミンとアスタキサンチンの効果

セサミンの効果

セサミンは抗酸化作用が強い成分です。 抗酸化作用とは、体内に発生する活性酸素を除去し、体の酸化を食い止めることにより老化を防止する働きです。 体に有益に働く活性酸素は、増えすぎると内臓、皮膚、細胞を酸化し、老化させてしまいます。

活性酸素は主に肝臓で発生します。 セサミンは胃腸で溶けず乾燥に届く性質があるので、肝臓で活性酸素を除去し、肝機能を強化します。 肝機能が強化されると血行が促進され、動脈硬化や生活習慣病の予防、改善に効果があります。

アスタキサンチンの効果

アスタキサンチンもセサミン同様、非常に強い抗酸化作用があります。

アスタキサンチンは一重項酵素という、人の体では除去できない種類の活性酸素を抑制することができます。 一重項酵素は紫外線を浴びると発生するといわれています。

抗酸化物質は多くありますが、それらは細胞膜の内側か、あるいは外側のどちらかでしか存在できないのに対し、アスタキサンチンは両方で存在することができる物質で、細胞膜全体をより強力に保護することが可能です。

アスタキサンチンは目の裏側にある黄斑部という酸化されやすい部分にも作用し、加齢性黄斑変性症の予防や眼精疲労を軽減します。 目だけではなく、脳細胞も活性酸素の害から守る働きがあり、認知症の予防にも期待されている成分です。

セサミンとアスタキサンチンのサプリメント

セサミンは1日に10mgを目安に摂取すると良いといわれています。 これはゴマ9gに相当します。

アスタキサンチンは日に6mg程度が適量とされています。 これは鮭の切り身で2切れ程度です。

セサミンとアスタキサンチンは継続して摂取すると効果的です。 毎日、ゴマを食べるのは意外に難しいものです。 鮭やイクラ、海老など赤い色の魚介類は好みもあり、こちらも毎日食べるのはそう簡単ではありません。

その点、セサミンにアスタキサンチンが配合されたサプリメントは、便利で継続もしやすくおすすめです。 何よりもセサミンとアスタキサンチンを同時に摂取できるメリットがあり、相乗効果を得ることができます。

セサミン、アスタキサンチンのどちらも過剰摂取による大きな健康上の問題は報告されていません。 とはいえサプリメントから摂取する場合は、他の添加物が含まれていることもあるので、用量を守るようにしましょう。