ゴマ油に含まれるセサミン

ゴマが健康に良いのは昔からよく知られ、さまざまな料理に使われ親しまれてきました。 その理由はゴマリグナン類、セサミンという成分の働きによるものです。

セサミンはゴマだけでなく、ゴマ油にも含まれます。 ゴマとゴマ油を上手に使い、セサミンを食生活にうまく取り入れてみませんか?

セサミンはゴマリグナンのひとつ

セサミンはゴマに含まれるゴマリグナンという抗酸化物質の成分のひとつです。 植物の葉、根、茎、花、種子など全体に含まれている化合物群をリグナン類と呼び、ゴマに含まれるリグナン類を総じてゴマリグナンと分類しています。

ゴマリグナンにはセサミン、セサミノール、セサモール、セサモリン、セサモリノール、ピノレジノールがあります。

ゴマリグナン類を含むゴマ油の特徴

ゴマから絞り出した油がゴマ油で、ゴマ油にもゴマリグナンのひとつ、セサミンが含まれています。 そのためゴマ油は抗酸化作用が強く、活性酸素を除去し、老化を防止する効果があります。

ゴマ油は加熱調理に適し、酸化しにくいので長期的な保存に向いています。 ゴマ油はセサミンのほかにもセサミノール、セサモール、セサモリンのゴマリグナンを含みます。

これらの成分は非常に強い抗酸化作用があり、動脈硬化を予防し、生活習慣病の予防と改善に効果があります。 また肝機能を強化し、血行を促進します。 更年期障害の改善や育毛、美容効果も期待できます。

ゴマ油はオメガ6脂肪酸

ゴマ油は不飽和脂肪酸の中の多価不飽和脂肪酸に分類されるオメガ6脂肪酸が主成分です。 オメガ6の代表はリノール酸で、人の体内では合成できない必須脂肪酸です。

ゴマ油のほかにもコーン油、サフラワー油、大豆油、ヒマワリ油、綿実油など多くの種類の油がオメガ6に分類されます。

ゴマ油の摂り過ぎに注意

ゴマ油の主成分であるリノール酸は悪玉コレステロール値を低くしますが、同時に善玉コレステロール値も低くしてしまうことがわかっています。

リノール酸は必須脂肪酸なので、摂取する必要があるのですが、ゴマ油は大さじ1杯約120キロカロリーもあり脂質も多いため、あまりに多く摂取してしまわないように注意が必要です。

ゴマ油に含まれるセサミンは極少量

セサミンをはじめ、ゴマリグナン類はゴマ油に含まれていますが、その量は1%以下と極少量です。 セサミンは目安として1日に10mgの摂取が望ましいといわれていますので、サプリメントから摂取することが最も効率的です。 サプリメントだと脂肪を摂りすぎるという心配もなく、必要なセサミンの成分だけを摂取できます。

ゴマ油は摂取量さえ気をつければ体に良い働きがあります。 少量のゴマ油を調理に使い、セサミンの不足はサプリメントで補うという方法もあります。 セサミンのサプリメントは薬ではなく食品なので、飲むタイミングのきまりもなく、便利で継続しやすいという利点もあります。

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