セサミンとEPA

人気のサプリメント、セサミンは単独でも多くの効果効能を備えていますが、付加価値のある成分が添加されたものも販売されています。

中でもセサミンにEPAが配合されているサプリメントは健康増進の効果が高いと評判です。 EPAの特徴や効果、セサミンとの相乗効果はどうでしょうか。

ゴマに含まれるセサミンとは?

セサミンはゴマに含まれるゴマリグナンと呼ばれる抗酸化物質のひとつです。 セサミンはゴマ全体の1%以下しか含まれていない希少性の高い成分で、強い抗酸化作用で活性酸素の害から体を守り、老化を防止する働きがあります。

セサミンは特に肝臓での働きに優れ、肝機能を高め、血行を促進します。 セサミンは女性ホルモンのエストロゲンに似た働きもあり、更年期障害を予防、改善し、ホルモンバランスを整え、肌荒れやシワ、たるみを改善する美肌効果も兼ね備えています。

EPAとは?

EPAはエイコサペンタエン酸の略称で、イワシやアジなどの青魚に多く含まれているオメガ3系の必須脂肪酸の一種です。 EPAはDHA(ドコサヘキサエン酸)やαリノレン酸と並び一般によく知られていますが、人の体内ではほとんど作ることができず、食品から摂取しなければならない成分です。

EPAはコレステロール値の低下、動脈硬化、高血圧、心臓病の予防などの効能があります。

EPAを多く含む食品

EPAはマイワシ、本マグロ、さば、真鯛、ぶり、さんま、アジ、鮭などの魚に多く含まれています。 これらの魚の鮮度が高く、旬といわれる時期にはEPAがより多く含まれます。 最も効果的な食べ方は刺身で、加熱すると有効成分が20~60%も失われます。

セサミンとEPAの相乗効果とは

EPAは酸化されやすい特徴があります。 ゴマはゴマリグナン類とそのひとつの成分のセサミンが非常に強い抗酸化力を持っているので、ゴマと一緒に摂取することによりEPAの酸化を防ぎ、その成分を有効に利用することが可能です。

保存するにしてもEPAのサプリメントだけでは時間が経つにつれ酸化してしまい、その効力が弱まります。 しかしセサミンに配合されていると、セサミンの抗酸化作用でEPAの効果はなかなか失われません。

EPAの多い魚の刺身や寿司を食べる場合でも、ゴマと一緒に食べるとその効力が十分に生かすことができます。

セサミンとEPAの摂取量

セサミンは日に8~10mgが適量で、EPAはDHAと合わせて1gが目標摂取量とされています。 セサミンの適量をゴマから摂取する場合はゴマ約3000粒、EPAは魚から摂取する場合、ハマチの刺身で3~5切れになります。 ゴマ約3000粒は相当量の脂質も同時に摂取することになるので、セサミンのサプリメントでの摂取が望まれます。

過剰摂取の危険性は?

セサミンは過剰摂取しても特に大きな問題になることはなく、たまに胃腸障害が起きます。 EPAは食品から摂取する場合は過剰摂取になる心配はありません。

しかしサプリメントから過剰摂取した場合、胃腸障害、鼻血、肥満の原因になります。 アメリカでの研究によると、EPAを含むオメガ3のサプリメントの過剰摂取は前立腺がんになる可能性を高めるという報告もなされています。

セサミンの抗酸化作用がEPAの働きを助けるサプリメント

強い抗酸化力を持つセサミンとEPAが一緒に配合されたサプリメントは、動脈硬化、高コレステロール値、高血圧、狭心症、心筋梗塞などのリスクを低下する働きが高くなり、それぞれ単独で摂取するよりも効果的です。

サプリメントを購入するにあたり、それぞれの成分の配合量を確かめ、用量を守って飲んでみるようにしましょう。